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Channel: ジミー矢島の日記 | 高円寺ライブハウス ペンギンハウス
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ギターを弾こう   43

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さて、昨日はギターを弾くための爪のセッティングについて書いた

だけど昨日も言ったとおり僕の爪は残念ながらあまり丈夫なほうじゃない どちらかと言うと弱いのだ 一日ライブをやるとそのあとの爪はもう削れたりひどいときは割れてしまう

その対策として「爪を強化する」という処理がどうしても必要になってくる

このことに関しては多くのアコースティックギタリストが同じような問題を抱えているようで、あるいは070720_1それほど弱い爪でなくてもより強いピッキングと音圧をかせぐために爪を強化する方法を色々と編み出しているのだ 「スカルプチュアー」というのがある これは押尾コータローが以前やっていた(今は知らない)方式で、特殊な樹脂の粉を液体のアクリルで爪に塗りつけるというもので、マニュキュアみたいなやりかただ あと「グラスネイル」という硬質の樹脂で爪の形に合わせて成型されたものを強力な両面テープで貼り付けるという方式もある 09261918_52440a12cfca5どちらも一長一短で僕は別のやりかたを採用している それは僕にとっては恩師のような大先輩ギタリスト「中川イサト」氏から直接教えてもらったやりかただ

007

それではこれを皆さんにも紹介しようと思う これの一番いいところは手軽でおまけに「安い」というところだ
材料はこれ⇒ そう、卓球の球だ これは近所のスポーツ用品店でたしか6コ300円ぐらいで買ったやつだ 色が白とオレンジの2色あるが、僕はもっぱら「オレンジ」を使う その理由はあとで言う そうそう、昨日これを教えてくれた中川イサト氏から情報を頂いた 「今はもうセルロイドでなくプラスチックの球に変わってきてるよ そのうち無くなるから」 そうなんだ このプロジェクトにつかえるのは「セルロイド」のだから もしスポーツ店に買いに行ったらかならず「セルロイド」のものを購入すること まだ在庫があるところもあるようだ

 

さて、まずこの球を「下処理加工」する 卓球の球はどうやって作られるのかは僕はよく知らないが009球のど真ん中地球でいうと赤道にあたる部分の暑さがほかの部分より分厚い この部分は使えないのでそこを切り落としながら球形を半分にカットする 小さなよく切れるハサミがあればOKカッターなどは危険だからやめたほうがいい これで下処理は終了

 

次に右手の指の爪の型を取る 以前は爪に紙をあてて線を引いたりしてたが今はもっと楽なやり001かたにした それはコピー機で指のコピー映像を取ることだ ほぼ原寸大で型がとれる ただしこのとき指先がコピー機の原稿置き場のガラス面にぴったり水平に押しつけた状態でなければならない 何度かやってるとコツは掴めるよ

 

002004そしたらこのコピーされたものの爪の部分をハサミで切り取る 念のためちょっと大きめに切る これやってるとなんか自虐的な気分になってくるが・・・まあいいか 切り取ったら実際に爪にあててみる 少しはみ出すぐらいがいいが、あまり大きくはみ出した部分は切り取る それにしても・・・不気味だね ゾンビみたい(笑)

 

型がちゃんとした形に取れてることを確認したらこれをさっきの半球型に切った卓球球に貼り付け011る 弱い両面テープでのセロテープでもいい あまり粘着力の強くないほうがいいよ ボンドはNG

なんだか宇宙人の顔みたいのができたね これで第一段階は終了 あとは明日に

 

 


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