座ってギターを弾く場合はそんなにマイクとの位置は変わらないと思う(まあ人によるけど)
問題は立って演奏するときだ 僕がピックアップをつけるようになったのは立って演奏するときどうしても動いてしまうということがあったからだ
しかし、昔まだピックアップも無かったころにも立って烈しく動きながら演奏するプレイヤーはけっこう居た 当時のそういう人たちは独得のテクニックを持っていたのだ
言葉で説明するより写真をみてもらったほうが早いと思う
下の一枚目からマイクが動いてるように見えるが実際はギターを動かしているのだが 1)まずネックのほうが前に出ている 2)ちょうど正面を向いている 3)今度はネックは後のほうに向いている
ここで大事なのはマイクの先端が向いてる位置と距離だ 3枚の写真ではどれも大体10センチくらいの距離でマイクの延長線上がギターのサウンドホールからわずかにネック寄りにずれたところに当ってるでしょ この状態を保てればかなりギターを動かした(上の写真だと左右に70度ぐらい回している)としてもほぼ同じ音がマイクに入ることになる
以前、ペンギンハウスにベテランシンガーの三上寛が出たときこういうマイキングで烈しく動きながら見事にマイクに音を乗せていた
今のペンギンハウスの出演者でもこういうことがすごく上手いギタリストがいる
それはいつもアコギをマイクで演奏するシンガー 寺田町 だ 彼はそれだけでなくギターをマイクに近づけたり遠ざけたり、わざとサウンドホールにあてて重量感のある低音を出したりトレモロのような音を出したり自在にマイキングを操る ぜひ一度は彼の演奏を生で観てほしい
・・・おっと、今度の2月2日(月)にペンギンハウスに出演するぞ 対バンは・・・荒清誠にジミー矢島だ! これは観に来るしかないよね(笑)