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Channel: ジミー矢島の日記 | 高円寺ライブハウス ペンギンハウス
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ブリッジピンに革命!?(後)

さて、「ブリッジピン」の話のいよいよ本題に入る 今回は僕もNiiokaさんもとても忙しくて(僕が現地に滞在できた時間はわずか40分ほど、Eyersのブースには常に大勢の人が集まっていて彼もその対応に追われていた) にもかかわらず僕の相手をしてくれただけでなく 「ジミーさん、良かったらこれ使ってみてください」 そう言って渡してくれたのが今回の彼の会社が開発した新製品...

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エボニーのはなし

「エボニー」とは和名で「黒檀」という まるで炭のように真っ黒で硬く非常に耐久性のある木材で、一般にはあまり使われてないが僕ら弦楽器を使うミュージシャンにはとても親しみがありまた大事な木材だ たとえばギター、マンドリン、などの指板やブリッジ バイオリンやコントラバスの指板やテールピースなど・・・高価格のものだったら必ずこの木材が使われている なぜか?...

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リゾネーターギターへのピックアップ取り付け

手持ちのリゾネーターギターにピックアップを取り付けてみた   「ELITE」というメーカーのかなり安物 HARDOFFで¥18000で購入したもの 今回は貼り付け式「ピエゾ」ピックアップを使用       工程を動画にしてみました まあ良かったらごらん下さいませ  (説明文に一箇所間違いがありました!「ヘーブル」ではなく「ケーブル」です)

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料金改定のお知らせ

皆様お世話になっております。 実は10月からの消費税値上げに伴いまして、大変心苦しくはありますが 当ペンギンハウスも止む無く料金の改定をさせていただくことになりました。 改定は以下の通りです チャージ;通常の基本料金を\1800→\1900 ドリンク;従来の\500~\700→\600に統一 (従来の”お得メニュー”などは量を多くします)...

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速報!亜郎遺品書籍販売会 in デアデビル

 本当に有難いことだ! このままでは「廃棄処分」の道しか無かった故丹沢亜郎の膨大な蔵書のほとんどをバンド「我々」のリーダーで「デアデビル」の店主でもある小松さんが引き取って販売してくれる 亜郎がどんな本を読んでたのか・・・興味ある方はゼヒ訪ねてみて下さい     コマツ(我々/デアデビル) とりあえず2/4に部屋を空けなきゃいけないので それまでに膨大な本を何とかしなくちゃ、なんだけど…...

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亜郎部屋の片づけ(膨大な量の書籍)前

丹沢亜郎は離婚してその後それまで住んでいた家を出てアパートで独り暮らしをしていた その新居は元住んでいた処から徒歩でわずか5分ぐらいのところ・・・ この物件は元妻である仲田修子が不動産屋を回り、彼のために探したものなのだ 旧家から近くにしたのはまず亜郎が長年住み慣れた高円寺に近いこと、そして何かあればすぐ駆け付けられるということも考えてのことだった...

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亜郎部屋の片づけ(膨大な量の書籍)後

さて、小松さんたちが運んでくれた膨大な亜郎の書籍・・・ それは今彼が営む店「デアデビル」にある 場所は昨日紹介した記事にある地図を参考にしてほしい ちょっとわかりにくいので写真で紹介しておこう とにかく高円寺北口から中央線に沿うように阿佐ヶ谷方面へ伸びている「中通り商店街」という道をずうっと行ってその終わり近く...

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僕が東京に来た理由 1

僕ジミー矢島が東京に出て来てもうすぐ丸9年になる。その前吉祥寺で蕎麦屋「からまつ亭」をやっていた期間が8年半だったからそれも超える長さだ。なぜ僕が東京に出てきたか・・・この間ぼんやりと考え事をしてたらふと思い出したことがあった、その話を書こうと思う。きっかけはあの日の出来事だった。...

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僕が東京に来た理由 2

ペンギンハウスでのライブを終えて僕は再び八ヶ岳に戻った。 「計画停電」は相変わらずまるで「イジメ」のようにほとんど予告も無しに突然、そして何度も実施された。一番近場にあった地元の銀行のATMはずうっと閉鎖されてたし、何故か電力は使って無いのに地元のローカル線の小海線はずうっと運行停止されてた。...

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僕が東京に来た理由 3

ただ、僕はその誘いを簡単には受けることは出来なかった。その頃僕がそれまでやっていたライブ活動以外に始めた環境音楽の活動が非常に好調で、それまでのライブハウスではなく考古館や県立美術館などでのコンサートが増えて、その出演料もはっきり言えばそれまでのライブハウスでのギャラとは比較にならないくらい良かったのだ。それに僕自身がその音楽スタイルに「自分が本当にやりたかったこと」を見いだしていた。山梨や長野を地...

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僕が東京に来た理由 4

その当時、避難所暮らしをしていた人達に全国から色々な支援物が送られてきて、中には「こんなもの送られてきても」と困るようなものもあったそうだが、その人が自分の経験から送ってもらって嬉しかったものをリストアップしていた。紙オムツやラップ、下着、簡易トイレ・・・アナウンサーはその投書をNHKらしい淡々とした口調で読み上げていた。...

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僕が東京に来た理由 5

数日後、数日分の着替えとギターだけを持って僕は八ヶ岳を後にした。やって来てみると東京はさらに大変なことになっていた。「どこそこの浄水場の水から放射性物質が検出された」「どこそこの小学校の校庭で何ベクレルの放射線を観測」・・・などというニュースが連日報道され、「ガイガーカウンター」が通販などで飛ぶように売れ、放射能汚染を恐れて関東近辺から脱出する人々も多かった。「絆」という言葉がキャッチコピーのように...

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僕が東京に来た理由 6

これは大分経ってから当時ペンギンハウスのマスターだった亜郎から聞いたのだが、あの震災の直後からそれまでペンギンハウスに出演していたミュージシャンやバンドから「出演を取りやめたい」「もうライブはやらない」という連絡が次々に来たそうだ。...

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僕が東京に来た理由 7

ペンギンハウスがかつてアメリカの「NEWYORK TIMES」にはこう紹介されていた。何年だったのか?年号のところがちょうど滲んで読めないが「観客たちはステージで繰り広げられる過激なパフォーマンスを敬意の目で静かに観ている」・・・と...

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僕が東京に来た理由 8

さて、いよいよここからは本題に入る。 東京に出て来て一年それまで手伝っていた飲食店は営業不振のため閉店、2012年の4月から僕はペンギンハウスのスタッフとして働き始め、そしてやがてPAオペレーターとなった。ここら辺のところには色々ないきさつがあったのだが、これについてはまたの機会に書くことにする。...

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僕が東京に来た理由 9

・・・とは言ってもそこは全くの「未経験者」,色々な書物や現役PAオペレーターをやってる知り合いなどから教わった情報を基にそれこそ手探りでやり始めた。もちろんそんなやり方では上手くいくわけがない。始めたはいいが全くの「五里霧中」・・・そして悲惨!...

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僕が東京に来た理由 10

だいぶ後になって気が付いたのは、その時僕がやっていたことはその前に蕎麦屋「からまつ亭」をやってた時の経験とすごく似ているということだった。僕がからまつ亭を始めたとき完全な「手打ちそば」という形を選んだ。実はその前に山梨の甲府にあった「藪そば志村」という店で半年ほど修行を積んではいたが、師匠がガンのため亡くなってしまったので教われたことはあまり無かった。おまけに師匠のそば打ちは完全な手打ちでは無かった...

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僕が東京に来た理由 11

さて、ここから僕の果てのない修行が始まった。最初のうちはそれこそ”針のむしろ”だった。「いい音」を作るにはまずそれをコントロールするミキサーを使いこなせなければなかった。当時のペンギンハウスはまだアナログのMidasのVENICEというミキサー卓を使っていた。今はSOUNDCRAFTのデジタル卓になって、この卓の一番便利なところは一度設定した内容をすべてメモリーで記憶出来て、しかもそれはボタンを1つ...

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僕が東京に来た理由 12

ペンギンハウスのPAをやるようになって僕はそれまで縁の無かった、あるいはまったく未知の音楽ジャンルと遭遇することになった。元々アコースティックでのブルースやトラディショナルミュージックあたりから入ってロックバンドでギターを弾いたりもしてたけど、それまでプログレ系とかインプロ系とはほとんど接触が無かったので、そういう音楽をやっているミュージシャンさんたちが”どういう音”を求めているのかを学ぶ必要があっ...

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僕が東京に来た理由 13

ペンギンハウスは「ジャンル」での制限が一切無いので本当にあらゆるジャンルのミュージシャンが出演していた。そしてここがスゴいのだが、どのミュージシャンも皆すごく個性的だった。特に弾き語りのシンガーたちは本当にすごくて”一人1ジャンル”と言ってもいいぐらいで、「この人に似ている他のミュージシャンは?」・・・と考えても見付けられないようなシンガーばかりだ。それぞれが自分独自の世界を持っていた。そして長い時...

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