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Channel: ジミー矢島の日記 | 高円寺ライブハウス ペンギンハウス
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やってみたよ

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注文していたものが今日届いた012

それはAMAZONで見つけた「ピアノ調律ハンマーセット」

僕は自分でピアノの調律までやろうなんて大それたことを考えたわけではない

ペンギンハウスのピアノは2ヶ月に一回ずつプロの調律師を頼んでやってもらっている

 

ただ、ここの出演者にはとてもパワープレイをするピアニストが多くて・・・誰とは言わないけど(笑)・・・調律したすぐあとでもピッチが狂ってしまうことがままあるんだ

それで、とにかくそういう問題の出ているキーのところだけでも直せたらいいなあ・・・そう思って探してたらいいのが手ごろな値段で出ていたのでそれに飛びついたのだ010

 

さて、作業である まずピアノの上の前板を外す・・・これはしょっちゅうやってるから苦でもなんでもない

 

 

そしてあらかじめチェックをしてマスキングテープで目印をつけてある鍵盤ひとつひとつをチェック008する

 

 

 

ピアノという楽器は低音部は2本、中~高音部には3本の弦が張ってあ007006

 

このうちどちらかあるいは1本が狂ってるとキーを叩いた時に「ウワ~ンワンワン・・」といううねるような音がしてもっとヒドくなるといわゆる「ホンキートンクピアノ」の音になってしまう

 

今回のチェックでは高いほうの6つのキーがおかしく、特に真ん中あたりの「レ」のキーが完全に「ホンキートンク」になっていた

 

まず鍵盤を叩いて無数に並ぶ弦のどこがそれに当たるかを見つける

そしたら今度はペダルを踏みながらギターのピックで3本の弦を1本ずつ弾いてゆく

すると1本だけ下がってるのが見つかる

そこでチューニングハンマーをその弦のピンのところに差込みキーを叩きながら力を加えてその014弦のピッチをあげてゆく

この作業は基本的にはギターのチューニングと同じだ 「ワンワンワン」という唸りが「ウワーンウワーン」に・・・やがて唸りがなくなったらそこでピッチがあったということ

ただ、ギターの場合はペグという機械がついてるので力加減に関係なくその作業ができるのだがピアノはこのハンマーにどれだけの力を入れればいいのか・・・はじめてなのでその加減が難しい

 

ただ、なんでも「慣れ」が必要なわけで、こうやっているうちにその「加減」も体で覚えていくんだろう

 

まあ、若いときに「オートハープ」という楽器を持っててそのチューニングもやってた僕なので全くのオート未経験というわけでもないのだが

こうして30分ほどですべてのキーの調整ができた

これで次回の調律までなんとか保ってくれるといいな

 

まあ、また狂ったらまたやるけどね 新しいこと覚えるのって楽しいよね!

 

 


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