昨日僕はお休みだったのだけど、水道工事の打ち合わせがあったので午前中にペンギンハウスに来ていた 打ち合わせは短時間で終り、そのあとどうしようかと思ったけどちょっとやりたい作業があったのでそれをすることにした
中野の「島忠」まで材料を仕入れに行ってきた
作業のひとつは僕のギターのフットボリュームペダルの台を作ること 前回の仲田修子ライブのと
き、ギターの音量調整にちょっとてこずって演奏がうまくいかなかった反省を受けて、元々そのままではすごく不安定で細かい調整ができないフットペダルを台に固定することで操作しやすくするためだ
もう一つの作業・・・それはペンギンハウスでずうっと使ってきたドラムのハイハットスタンドの修理だ
このYAMAHAのスタンドは実はもうだいぶ前から問題が起きていて、ボディーの脚部分とセン
ターポールをつなげる部分・・・そこはダイキャストか鋳物でできているのだが穴がひとつあってその中に「イモネジ」と呼ばれる頭のないネジが１本入っていてそれを締め付けることで本体とポール部分をつなげてある
ところが、長年の「酷使」それにけっこう無理やりネジを締め付けたりしているうちにこのネジ穴のほうが磨り減ってついには「バカネジ」つまり締め付けが出来なくなってしまったのだ
ドラマーでもある同僚の瀬山に見せたら「あ～、これはもう使えないね・・・捨てるしかないね」と言われたのだが、壊れたのはこの部分だけ・・・どうにかならないだろうか・・・
そう思ってたら先日ここに灰太郎トリオで出演したドラマーのつのだ健が 「これだったらこの穴を広げて大きめのネジを新しくつければきっと直るよ」 と教えてくれた
そこで昨日、「島忠」で大き目の「タッピングビス」というのを購入してきてネジ穴にはめてみると今の穴径でちょうど入りそうなので、ついでに電気ドリルでその内側のステンレスポールにも穴を開けて両者を完全にネジ留めしてしまうというやりかたで繋いだ
すると思惑どおりポールはがっちり固定されてびくともしない
「やった～」と僕は自分の仕事の成果に満足してﾍﾟﾝｷﾞﾝﾊｳｽをあとにした・・・ところが
今日休み明けでペンギンハウスに来ると昨日のPAをしてくれていた内田くんから書置きが
「YAMAHAのハイハットスタンドが壊れてます・・・ハイハットの上げ下げができません」 とあった
そこで僕ははっと気がついた
ハイハットスタンドのポールは２層になっていて内側のちょっと細い方のポールにハイハットを設置してそれはスライドさせて上下させるようになっている
調べてみて故障の原因はすぐわかった 僕はその内側のポールまでドリルで貫通させてネジで固定してしまっていたのだ・・・ありゃりゃりゃ、これは失敗！
さっそくネジを外し、その内側のポールにあたる部分までのネジ先を金鋸で切断、またネジを締め
て調子を見た するとちょっとネジ先にポールが当たる感じはあるがスムーズに動く 外側のポールの固定感は変わらない やれやれ、ついうっかりしていたなあ、ちゃんとそこまで確認しなきゃだめだったね 内田君には迷惑かけました この場を借りて・・・ゴメン！