もう一度ブルース 30
今度は ココモ・アーノルド Kokomo Arnold 本名はジェイムス・アーノルド。1901年2月15日、ジョージア州生まれ。1929年にシカゴへ出た時に、スカウトに見出されて、翌年の1930年にメンフィスで2曲を初録音。1934年から1938年までデッカの専属として多数の録音を。ギターを膝の上に寝かせて演奏する「ラップスタイル」。ロバート・ジョンソンにも影響を与えた...
View Articleもう一度ブルース 31
「アニメ」といえば今じゃ日本も「アニメ大国」というより世界的にもトップなんじゃないかなと思う いったいいつごろからアニメが作られてたんだろう・・・調べてみた 今日はまったくブルースにカンケイない話ですが 日本で初のアニメは なまくら刀 塙凹内名刀之巻 で1917年に制作されたという まだトーキーではなくサイレントのようだがちょうど今から100年前・・・lこんなものがあったのだね...
View Articleブルースギターを弾こう 3-1
さて、今回は戦前のブルースマンの中ではたぶん一番有名なこの人 ロバート・ジョンソンのスタイルをちょっと見てみよう ロバート・ジョンソン(Robert Johnson) 1911年5月8日~1938年8月16日...
View Articleブルースギターを弾こう 3-2
ロバートジョンソンの「Kind Hearted Woman」 それではじっさいにどんな感じでこの曲を弾いてたのか ここでは完全コピーではなくジミ-矢島流にアレンジした弾き方で紹介してみます それでは動画を どうぞ 高円寺ライブハウス ペンギンハウス 出演するには?
View Articleもう一度ブルース 32
さて、今日もちょっと面白い映像をみつけたので 「Mound City Blue Blowers “St. Louis Blues” 1929」とある どこかの劇場で演奏するバンドだがちょっとジャグバンドぽい 中央左の男が叩いてるのは「箱」なのかな? カホンの原型みたいな感じ・・・あと右の2人が弾いている弦楽器が不明なのだ...
View Articleもう一度ブルース 33
さて、今日もブルースからはかなり離れてしまうが面白い動画を2つみつけたので紹介しよう その1つ目は「ミルス・ブラザーズ The Mills Brothers」 男性のジャズ・コーラスの草分け。生まれ故郷のPiqua, OhioからNew Yorkに進出し、1931年にレコード・デビューし、”Tiger Rag”と”Dinah”が大ヒットし人気者に 彼ら4人の兄弟の父親John Mills,...
View Articleもう一度ブルース 34
今日もまた面白い動画を紹介したい まずは「Banjo’s blues」というタイトルで大勢の可愛いお姉ちゃんたちがバンジョーを弾いて歌うという1920年代のAKBみたいなシーン うーん、可愛いねえ~ 次は同じバンジョーを弾いて歌うのだけど、こちらは黒人の「おっさん」ばかり 農作業の合間に歌ってる・・・そんな雰囲気が出た「フォークロア」的にも価値ある映像だ 素朴だけどコーラスのハーモニーがいいねえ...
View Articleもう一度ブルース 35
今日もまたまたブルースから外れるけど・・・でもこの時代の音楽僕は何でも好きなのだよね まずはハワイアンギターの名手 以前紹介した「ソル・フーピー」と並ぶ実力と人気のあったギタリスト 「ロイ・スメックRoy Smeck 」のLittle Grass Shack 素晴らしいスライドプレイだよねえ ロイはぎたーだけでなくウクレレも凄腕だった この映像はどう?...
View Articleもう一度ブルース 36
さて、「ジャグバンドミュージック」というとアメリカのストリートパフォーマンスの元祖みたいなもので今でもその伝統は受け継がれている 日本にこの手のスタイルが広まったのは以前どこかで触れたが70年代の「武蔵野たんぽぽ団」あたりから・・・普通はそう思うよね...
View Articleもう一度ブルース 37
さて、今の40代以上の人ならこのテレビCMを覚えてるんじゃないかな 1974年にナショナル電気(今のパナソニック)が作った「パナカラー・クィントリックス」というテレビのCMなんだが、本場の外国人相手にその発音を「違う違う!」とダメ出ししてるおじさん・・・この人が昨日紹介した「あきれたぼういず」のメンバーだった坊屋三郎だ。その江戸っ子のような歯切れのいいしゃべり方でこの当時テレビにもよく出ていた...
View Article訃報 加川良
ここに1つの音源がある これは1970年に開かれた中津川フォークジャンボリーの模様 バンジョー弾きの岩井宏に紹介されてステージに上がった一人の男 ギターを抱えて歌い出す これが「加川良」がはじめて人前に出てきたときで、このことは後々までも「伝説」となった話だ このとき一緒に演奏しているのが...
View Articleもう一度ブルース 38
僕が20代前半の頃、たくさんのレコード(当時はアナログのLP盤)を持っていたがそのほとんどは洋楽のそれもブルースがほとんどだった 日本のものというと当時の僕の周りにいたミュージシャン「高田渡」「シバ」「友部正人」などのものくらいだったが、1枚だけ毛色の違ったアルバムを持っていた それがここに紹介する「若き日のディック・ミネ」だ...
View Articleもう一度ブルース 39
昨日に続いて「若き日のデイックミネから」 今日はまずハワイアンのスタンダードナンバーの「ブルーハワイ」 ここでもミネはドブロギターの演奏をたっぷりと披露しているが・・・どうでうか?このセンスも技術も凄いのだ! そして歌い方! ちょっと巻き舌で外人ぽい発音で歌うこのスタイルって・・・のちの「キャロル」に受け継がれてないかい(笑)! そしてこちらはまた貴重な音源...
View Articleもう一度ブルース 40
さて「若き日のディックミネの」最終回今日紹介する2つはちょっと訳ありだ(笑) まずは「ダイナ」 もちろんジャズのスタンダードで有名な曲だ この曲はかなりのヒットになって戦後老いてからも彼がずうっと歌ってた曲だ そしてもう1曲 ハワイアンの「”林檎の樹の下で」 ここでもミネのドブロハワイアンがいい味出してる まだほかにもいい曲がいっぱいあるのだが、それはまた次の機会に...
View Articleもう一度ブルース 41
さあ、散々わき道ばかりに反れてたのでここらでちゃんとブルースの話に戻らないと怒られちゃうよね(笑) 一本の動画を見つけた これが撮られたのはいつなんだろう ちらっと移るストリートの景色に出てくる車のスタイルなんかを見ると1950年代ころかなと思うのだけど 1人の女性シンガーがピアノを弾きながら歌っている 曲はブルースではない この女性のことは知らなかった...
View Articleもう一度ブルース 42
ここに1人の無名(だった)ブルースマンが残した録音がある その男の名前は「マッキンリー・モーガンフィールド McKinley Morganfield 」 -こう言えばちょっとブルースやそれに影響を受けたロックを知ってる人は「ははーん」と判ってしまうだろう この曲の録音が行われたのは1941年のミシシッピ...
View Articleもう一度ブルース 43
1967年、ヨーロッパでブルースのツアーが行われた 参加したブルースマンは「サン・ハウス」「ブッカ・ホワイト」「スキップ・ジェイムス」などの戦前のミシシッピブルースマンと「リトル・ウォルター」「ココ・テイラー」などの戦後のブルースマンそしてそこにまだあまりよく知られてないブルースマンがもう1人 その名は「ハウンドドッグ・テイラー Hound Dog Taylor」と言った...
View Articleもう一度ブルース 44
1973年のアメリカで1本の映画が作られた タイトルは「Petey Wheatstraw Devil’s Son In Law」 訳すと「ピーティー・ウィートストロー 悪魔の義理の息子」となる 黒人の俳優ルディ・レイ・ムーア 扮する男ピーティーは命乞いのかわりに悪魔の娘と結婚するハメに そしてものすごいスーパーパワーを手に入れ・・・そこから始まるドタバタを描いたコメディーアクションB級映画だ...
View Articleもう一度ブルース 45
ラルフ・エリスンの小説『見えない人間』で「ピーター・ウィートストロー、悪魔のひとりしかない義理の息子、ピアノ弾きでウィスキー飲み」と自己紹介しているキャラクターの実在のモデルだった彼は1902年12月21日、テネシー州リプリー生まれ1941年12月21日、イリノイ州イースト・セントルイスにて死去 1930年代に絶大な人気があり、たくさんのレコードを吹き込んだ歌手だ...
View Articleもう一度ブルース 46
さて、今日もピーティー・ウィートストローの話 なんでこの人のことこんだけ紹介したくなるのか自分でも不思議になってくる 歌い方も曲調もワンパターンだしとくに傑出したブルースマンというイメージは全然無いのに・・・ これってやっぱり彼の義理のおやじの魔力が効いてるのかなあ(笑) 今日は3曲紹介します まずはトランペット(コルネット?)のオブリをフューチャーしたこの曲 次はブルースハープを入れた曲...
View Article