これだけは
もう3日続けてB・Bキングのことばかり書いてるなあ・・・ 彼の死は”ショック”と言うんじゃなくて「とうとう来てしまった・・・その日が」という感じなのだ これは断言してもいいが、彼が亡くなったことでアメリカの黒人によるブルースの歴史は幕を閉じたと思う ちょうど日本で美空ひばりの死去にあわせるように「歌謡曲」が消えていったように...
View Articleハンドクラフトギターフェス 1
今日、5月23日 錦糸町の「すみだ産業会館サンライズホール」で開かれている 「TOKYOハンドクラフトギターフェス2015」を見に行ってきた 僕の昔からの友人でギタービルダーSAKATA GUITAR の坂田君が出展しているため彼に会うのと、色々なブースを見たかったからだ 眠かったけどかなり早起きして出かけました...
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会場は縦横にいくつかの通路があってその両側にとにかく沢山のブースが出展していた メインはアコースティックギターだが、ウクレレコーナーもかなりありそこがまたけっこう混んでいて今ウクレレがちょっとブームになっているという噂を裏付けてるようだ ギターは「COLLINGS」や「茶位」などの大手の有名ブランドから個人のまだ無名なビルダーまで・・・本当に数多い 個性的な楽器もかなり見かける...
View Articleハンドクラフトギターフェス 3
坂田くんと僕の付き合いはもう25年くらいになる・・・かな 八ヶ岳に僕が住んでた頃、むこうにある「パームスプリング」というお店を介して知り合った その頃彼は甲府で「ハーパーズミル」というライブもやるカレー屋さんのマスターをしながら弾き語 OLYMPUS DIGITAL CAMERA りで歌う音楽活動をしていた その彼がひょんなきっかけでギター製作者になったのはいつからだろう・・・...
View Articleハンドクラフトギターフェス 4
坂田くんの店「ハーパーズミル」は甲府の「善光寺」のすぐ近くにある ここのカレーは彼が長年の修行と工夫を重ねて出来上がったものでとても美味い そして ここでは月に何回かのペースでライブも開かれる 僕も何回か出演したことがあるがここで大勢のミュージシャンの演奏をPAしながら彼はギタリストあるいはギター弾き語りシンガーが何をギターに求めているのかを掴んできたのだ...
View Articleハンドクラフトギターフェス 5
「ハンドクラフトフェス2015」のこと色々書いたり写真をアップしたりしたけど、この雰囲気なかなかうまく伝えられないなあ・・・そう思ってたら・・・忘れてた そうだ、動画を撮ってたんだ! 「早く言えよ」って話だよね はいはいお見せしますよ 最初は会場を入って「Sakata Guitar 」のブースに辿り着くまでのところ すみません、カメラワーク悪すぎて見てると目が回るかも・・・ゴカンベンを...
View Article新機材 投入!
・・・・と言ってもこれですから⇒ そう、昔懐かしい柱時計 レプリカではなく本物のゼンマイをネジで巻いて振り子が動くやつ うちのマスターが近所の古道具屋で値切って買ってきたものです いつ頃のものかはわからないが、ちゃんと動いてる 今までここにあったペンギンの文字盤の時計はステージの下手上の柱に移動しました 出演者の皆さんはこれで演奏時間のチェックなどをお願いします...
View Articleいいもの見つけた
さて・・・いよいよイヤな季節がやってきた 東京の梅雨入りはどうやらまだみたいだが、昨日の夜はすごい雨降りで帰り道僕の足はびしょびしょ・・・本当に憂鬱になる 憂鬱といえばこの時期・・・もうひとつやっかいなことがある それはPA機材などに起きる様々なトラブル 言わずとも知れてるがこれら電気機器は何って湿気とかにものすごく弱い...
View Articleここからが大変
現在制作中の仲田修子のニューアルバム 今回はブルースのスタンダードナンバーのカバーばかりを集めたものになる 「ブルース」と一言で言ってもかなりの幅がある 今回はかなり色々なパターンの曲を詰め込んでバラエティーのあるものになる そのぶん歌うほうも大変で、今回仲田修子が歌ったことのない曲もいくつか含まれており彼女にしてはかなりレアでマニアックなものもある...
View ArticleSakata Guitar 1
先日は甲府市善光寺にあるハーパーズミルに行ってきた ここは僕の友人の坂田明くんがやっているカレーショップ お店にお邪魔するのは随分と久しぶり 店の中はすべて木造り 高い天井と落ち着いたインテリアですごく気持ちのいい空間だ 久し振りに来たけど全然変わってない 注 文したカレーが来た これこれ、僕は血圧が高いので滅多にカレーは食べないのだがここのは特別...
View ArticleSakata Guitar 2
二階建ての木造の建物は気持ちのいいキャビンのようだ ドアを開けて入るとまずは坂田くんのギターたちがお出迎え その奥の部屋には加工用のマシンなどが並んでいて、いかにも工房らしい 階段を上がった二階が製作場所 様々な工具や材料、そして製作途中のギターが 彼 が持っているのが現在取り掛かってるギターのトップ部分 ちょっと持たせてもらったが意外に軽い...
View ArticleSakata Guitar 3
坂田くんによるとたとえばトップ材のスプルースにしてもその原材料によって性質が違うので当然ギターにしたときの音の出来上がりが違ってくるそうだ たとえば今彼が製作中のこのギターのトップ 一枚の板なのだけどその真ん中と端のほうでは木の柔らかさがまるで違う そして板の厚みも均等ではなく縁のほうにいくに従って薄く加工してゆくんだそうだ...
View Article今日はナットのメンテナンスを
明日はいよいよ久しぶりにペンギンハウスで仲田修子ライブだ このとき僕が使うのは最近はtAYLOR 110eと決まってる ところが今このギターにちょっと困ったことがおきていた 3弦の開放の音がビビるのだ ほかの弦にはそういうことがないので弦高が低すぎるとかネックの逆反りがおきてるとかそういうことではない ナットの溝が低すぎるのだ ここは僕はいじったことがないので削りすぎだとかいうことではない...
View Articleほんの一瞬ですが
昨日のペンギンハウスの仲田修子ライブ 来てくださった皆さんありがとうございました! 本当に皆さんのおかげでいいライブになりました どんなライブだったかはこれを観に来てくださった皆さんの網膜と記憶の中だけにあるのですが、そのごく片鱗を・・・ 昨日頼んであった撮影担当者が写真に混じって一つだけ動画を撮ってくれてました...
View Article縄文小話 1
先日、八ヶ岳の自宅に戻ったときに訪れたところがある それは僕の家から車で約30分ほど西にある長野県富士見町の「井戸尻遺跡」だ ここは今から約5000年前ほどに栄えた縄文時代の集落が発掘された場所だ 縄文時代の遺跡というのは中部地方から関東東北にかけていたるところにあるのだがここはちょっと特別な場所なのだ...
View Article縄文小話 2
ところで皆さんは「縄文人」というとどんなイメージを持ってるだろうか 意外と多くの人が毛皮のパンツをまとって槍なんか持ったいわゆる「原始人」といったイメージを持ってるのではないだろうか ところが、色々な各地から出土したものを調べてゆくと縄文人の衣服は驚くほど進化していてしかもお洒落だったことがわかる...
View Article縄文小話 3
たとえば「縄文人は動物を捕ったり木の実を拾ってて暮らしていた」という考えが一般的だが 井戸尻考古館が進めている研究では今から5000年前にすでに農耕生活をしていた...
View ArticleCD制作裏話 1
仲田修子の新しいアルバム「ALMOST LOST MIND」がついに完成した。今回のアルバムはすべて英語のスタンダードブルースのカバーばかりだ。自分で言うのもおこがましいが「最高の出来」だと思 う。なぜなら今回のレコーディングには出来る限りの力と時間をかけてあたったからだ。たとえ不備な箇所があったとしても僕は気にしない。僕にはこれ以上の...
View ArticleCD制作裏話 2
まずはどんな曲を入れるかというこ とだ。幸い修子はそれまでにもいくつかの英語のスタンダードブルースをレパートリーにしていた 「Everyday I Have the Blues」 「Sweethome Chicago」 「Trouble in Mind」 「Stormy Monday」 「St. Louis Blues」 「Baby What You Want Me to Do」...
View ArticleCD制作裏話 3
さて、まずほとんどの方はブルースに対する知識も興味もないと思うので、ここで今回収録することにしたそれぞれの曲について簡単な説明をしていこうと思う まずは「Everyday I Have the Blues」 これはつい先日惜しくも89歳で亡くなったブルースの大巨人「B B KING」でかなり有名な曲だ BBの演奏はこんな感じ...
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